正論

正論だけを前面に押し出して来る人がいる。

かつて若い頃の私もそうだった(いま思えば恥ずかしい)。

何故、正論だけを口にする事が出来るのかを考えてみた。

これは私の考え方だから反論もあるだろう …

多分、正論を言う人は経験不足なんだろう?と思った。

これに関しては一般的な年齢は関係ない。

年齢が自分より上であっても、その件に関して体験がない方がおられる。

逆に年下であっても、その件に関して体験がある方もいらっしゃる。

要はそこが↑キーワードなんだと思った。

同じような体験をした事があれば、相手の内奥に潜んでいる気持ちに察しがつくような気がするので、通り一辺の言葉(正論)など口に出来ないのでは?と思うのです。

相手が凹んでいる時に、正論を言っても逆にはねつけられる!!という事に、その方はお気付きになられてないのだと思う。

正論が正論として、受け入れて貰えなかった場合、多分そのお方は『こうしたら良いよ!という事を、私が教えてあげたのに、この人は言うことを聞かない!』と思って、不機嫌になる。

実際に私の周囲にも、こういう↑お方がいらっしゃった。

偉そうな事を綴る私も、この件↑に関して修行中ではある。

先ほどのキーワードが重要な鍵を握っているような気がしてならない。

心の痛みが1つ又1つと、増えていく度に段々と正論が言えなくなっていくような気がする。

強気で正論が言えるうちは、なんだか …

“私はまだまだ経験不足です”
と。
自らアピールしているように思えてしまう。


私も日々修行だ!!!