〜感謝の気持ちを伝える〜

私がこの街で初めて一人暮らしをした場所に、当時行き着けだった喫茶店が今でもあるのですが、今日は何故か「ママに会いに行こう」と思い立ち、その喫茶店に顔を出して来ました。



ちょうどお昼時ということで、店は混雑していましたが、段々とお客さんが退けていき、ゆっくりママとお喋りする時間が持てました。



ママから思いがけない話を聞かされた。
この3月にお姉さんを亡くしたらしく、母親代わりをしてくれたお姉さんだっただけに、未だショックから抜け出せないんだよね … と仰る。



その話をされた時も、涙ぐみながら話されていて、私まで貰い泣きをしそうになった。



(私もお姉さんを何度となくお見かけしているので、本当に驚いた)



2007年に私の母がクモ膜下出血で倒れた時、ママに話をしたのですが、当時ママは私にこんなアドバイスを与えてくれた。



「○○ちゃん、今回が2度目ならこんなこと言うのはなんだけど、今のうちにお母さんに話しておきたいことがあれば、話しておきなさい」と。



(その後、私は実家に帰り伝えておきたいことを母に話しておきました)



そして去年、結果的に他界したわけだけど、亡くなった時にその喫茶店のママの言葉が思い出され、ママが与えてくれたアドバイスを実行しておいて、本当に良かったと心から思いました。



お蔭で何ら心残りなく母を見送ることができた。
それもこれもママのあの一言があったから。
もし、あの頃ママの言葉がなかったら、私はたぶん母に対して伝えておきたいことを言わずに通り過ぎていたかもしれません。



今日、その気持ちをママに伝えることが出来た。
ママは、「そんなこと言ってたのかい?」と仰ってましたが、ママなりの照れ隠しだったのでしょう ^^



もしかすると、ふいにママに会いに行こうと思い立ったのは、御礼を言いたかったからなのかな?と、あとで思いました。



ママもお姉さんと旅行に行こうと思っていたそうですが、延ばし延ばしになっていたそうで、こんなことを言われてました。



〜〜が〜〜になってから、これがこうなったらこうしよう、そうじゃなくて、やりたいと思うなら「今」それをやらなきゃダメ!



ああなってから、こうなってからソレを実行しようと思うものじゃないわって …



結局、落ち着いてからやろうと思っていると、それからじゃ間に合わないこともあるってことなんでしょうね。
いいお話を聞かせて頂けました。参考にさせて頂こうと思います!