依存症

テレビでは毎日のように薬物依存症について触れている。
今朝も、ノリピ−に関連することがNewSで取り出されている。

依存症って。
薬物だけじゃない。
アルコール依存・搾取されていると判っているのに切れない人間関係に依存・仕事に依存…何でもアリだと思う。

よく言われているのは、気持ちが弱いから依存するんだ!と。
私は違うと思う。

心底悲しいのだと思う。
心底、孤独と戦っているんだと思う。
一人じゃ心許なく何か(誰か)に頼っていなければ、自分が崩れてしまいそうだから…いわば支柱の助けを欲しているのだと思う。
精神的な支えとなる何か(誰か)が必要だから…
だから、薬物に依存する人にとっては、たまたま相手が薬物だったというだけのことだと思う。

彼らが一番欲しているのは、心からの愛情なんだろうと思う。
薬が欲しい訳じゃない。
アルコールが飲みたい訳じゃない。
切れない人間関係を楽しんでいるわけでもない。

彼らが本当に欲しいものは、親子関係による親の愛情なんだろうと思う。
憶測だが…親から愛されなかったという記憶や、家庭/家族/の温もりを知らずに大人になってしまった…なってしまったと言うよりは、大人にさせられてしまったのではないだろうか?!

子供の頃に受けた傷跡 …

薬物依存症になれば、その人間だけが悪く取り出されるが、果たしてそうなんだろうか?疑問だ。 善悪のつく年齢になってから、そちらの方へ走ること事態はたしかに否はあるが …

やはり自分で自分を慰める術を、早く見つけて実行するべきだと思う。
もしも彼らが親子関係に原因があるとしたらば、早く立ち直る術を見つけること。
大人になってから、いつまでも親に愛を乞うていても無駄なことだと気付くこと。
恐らくそういう家庭の親は、親自身も愛に餓えて育ったのだと思うから…

(反感をかうこと↑をあえて書かせて頂いた





それと↑親から愛されなかったと思っている方々へ言いたいことがある。

親から愛されなかったのならば、必ず貴方のことを可愛がってくれた人が居るはずだ!
学校の先生/近隣のオジチャンやオバチャン/親戚の方/社会人になってから知り合った会社の上司/…
誰か彼かいた筈だ。
そのことを思い出してみよう。
親の愛情に恵まれなかった場合は、必ず他人様からの愛を得ている筈。
まるで自分の親のように接してくれた人物がいる筈だ。
そのことを思い出してみて頂きたい。
感謝の念が込み上げて来るだろ?!


私自身も親との関係に色々と事情を抱えている人間の一人だ。
高校卒業して直ぐに今の場所に出てきた。
それから色んな方と出逢い、沢山の親切/愛情/…を頂くことが出来た。
家庭/家族/に色々あったぶん、それだけに人の優しさ温かさというものに触れた時、この上ない喜びを感じたのだ。

だから、もし愛情たっぷりの家庭/家族/に育っていたら、逆に今の幸せを幸せと感じることが出来ただろうか?と思う時もある。
物は考えようだ …



焦ることはないが
依存をいつか断ち切るんだ!という気持ちを、失うことなく暮らして欲しいと思う。


大丈夫 …
キッカケは必ず与えられるから