〜法要〜

… 先日、母の三回忌法要のハガキが届いた。
正直あまり気が乗らない。
(自分の親の法要に行きたくないなんて、なんて娘だと思われるだろうけど)。



「法要って、やらなきゃいけないものなのかね〜?」と夫に言うと、「そりゃそうだろ〜、ましてや古い人たちなんだから」って。



えぇ?古い人って???
父の年代の人たちのことだった(笑)。



そうだと思う。
ましてや田舎にいけば行くほど、そういうこと重視する。
ちなみに婚家はもっと重視する家だから。



この頃はね、お葬式もあげなくて良いんじゃないかという人たちが増えているそうだ(お坊さんの話だけど)。



特に↑若い世代の人たちに多いみたいだ。
でも時々思うんだよね。
もしも父が逝ったら、お葬式あげてやれるだろうかって(お金の問題)。



姉も私も金欠病だからね(苦笑)。
もしかしたら自宅葬でさえ無理かも・・(^_^i)・・
あっ、なんでこんな話になったんだろ。



自宅で毎日、線香あげてご飯とお水をあげて供養はしている(母)。
仏壇はおけないから仏壇代わりにスペースを作って。
だから法要は良いだろうってことではないけど。



結局ね、法要がどうこうじゃないんだよ(個人的に)。
いかに故人を思ってやれるか、心を尽くしてあげられるかだと思ってるの。



カタチばかりに囚われても、そこに心がなければ故人だって嬉しくはないだろうって思うの。



来てくれる親戚だって、みんな父側の兄弟姉妹ばかりだし、そこまでの気持ちを持っては居ないだろうって思うんだよね(親戚には悪いけど)。



だから父と姉と私だけでいいのにって思うの。
(こんな考え方する私って、おかしいのかな?)



義理で焼香して貰ってもなって …



亡くなった人の魂は、仏壇の中には居ないんだよ。
お墓の中にも居ないんだよ。



あの日以来、母は私(家族)の心の中に入ったの。
だからいつも一緒にいると思ってる。



… 法要なんて必要なんだろうか?と考えてしまう原点は、そこにあるような気がする。