〜レッドチェストナット:好転反応〜

レッドチェストナット(レメディ)9日目。



泣きたいのに泣けない。
逃げ出したい気分を味わう。



頭の中では再生テープのように、何度も同じ歌がリピートする。



尾崎豊さんの「I Love You」だ。この歌を聴くと必ず思い出してしまう人がいる。



私の中では「I Love You」イコールその人というように、ワンセットになってしまっている。



… 20代の殆どを、その人と共に時間を共有した(いわゆる長すぎた春)。



長い時間を共有した相手から、最後の最後にこんな仕打ちかよ?と思うようなことが持ち上がった。そのうえ大きな荷物を背負うこととなった。



私に荷物を背負わせ、その人は目の前から消えた。



荷物の処理をすることが先決だったから、とにかく悲しいとか苦しいとか辛いとか、そういう感情を感じている隙などなかった。



いま良〜く考えてみると …
あの頃は荷物の重さに逃げ出したかったのかもしれない。
本当は泣きたかったのかも?
私だって何もかもから逃げ出せるものなら、逃げたかったんだよって。



もっと腹黒いことを言えば、「あの人に バチが当たればいいのに」って、そう思うことも度々あった(未だに)。



自分ではクリアーしているつもりでいたけど、忘れてはいなかったんだろな。
… 私ひとりに重すぎる荷物を背負わせ、自分だけ身軽になったあの人に、どこかで復讐したい気持ちがあったことも否めないかもしれない。



(レメディの反応として記しておこうと思う)



それにしてもアレだな …
レッドチェストナットを使い出して、過去にお付き合いがあった人のことばかり思い出されるな。
なんでだろ?