〜弱点は鏡のように〜

レッドチェストナット(レメディ)22日目。



… 何故その人に、いつまでも執着するのか不思議だったけど、やっと理解できた。



その人は私のシャドー(抑圧、影)だったのだ。



自分の影の部分を教えてくれていたのだ。



人を見た時に感じる嫌悪する部分は、実は自分の劣っている部分。


鏡のように教えてくれていたのだわ。



私はその人の弱点を、ちょっとだけバカにしていたのかもしれないなって気付いた時、その人が言った言葉が思い出された。



「お前と俺 …同じ穴のムジナのような気がする」
その人は、ボソッと呟いた。



状況について言ったのか、性格的な部分で言ったのか、それはわからないが。



… 自分の弱点を認めたくない。 それなのに、それ故に執着していたなんてなんだかおかしな囚われだな。



昨夜ふと、あるメロディーを鼻歌にしてしまった。



歌う気はなかったのに勝手に鼻歌となった。



なんで今、この歌を思い出したんだろ?



小田和正さんの、「ラブストーリーは突然に」。



…あの日 あの時 あの場所で君に会わなかったら〜 僕らはいつまでも見知らぬ他人のまま …



出逢いには絶対に意味があるんですよね。



私がその人と出逢ったのは、自分の弱点を受け入れる為だったのか …