〜「命日のメッセージ」〜

今日は珍しく母の夢を見た。
夢の中の母は30代ぐらいで、とても若かった。



見慣れない着物を着て、私の隣に座りニコニコしながら誰かの話に耳を傾けていた。



その後、母は部屋を出て行きましたが、私に対して「後を追うな」という無言のメッセージを遺し、どこかに消えて行った。



「母さん …会いたい、会いたい …」と心の中で、何度も思っているところで目が覚めた。



夢の中で着ていた着物 … 母さん、あんな着物もっていたかな?と考えた。
その時ふと、仏壇代わりにしている場所の写真に目が止まってビックリした。



お葬式の時に使った写真で、着ていた着物と同じもの。
薄いピンク紫。



法事は早めに終わったけれど、本来なら7月10日の昨日が三回忌にあたる。



… よくよく考えると母らしいなって思った。
三回忌も済んだのだから、母さんのことは もう良いからね!と言わんばかりの現れ方だ。